現代人の人付き合いの希薄さから生まれたビジネスモデル。
今日新規のお客様から打ち合わせをしたいという事で渋谷に行き、道玄坂のカフェで待っていました。
勿論ホームページの制作のお話し。
と思っていました。
お客様が到着し手帳を広げて要件を聞いた所
「朝活の会を盛り上げる為のウェブサイトがほしい。」
とのことでした。
ただし、メンバーとして制作の受注をしてほしいという条件がありました。
朝活というグループの良くある内容は
・会費制、組織加入費と月額費用を支払う。
・1グループにつき1業種、同業は入れない。
・毎週1回朝の定例会議、報告と仕事のアピール
・週に1回グループメンバーの中で貢献をする(仕事や人の紹介も含む)
・新規加入者を見つけて来る事で会に貢献し、会自体のランクアップを促進
・行けない時は代役を必ず立て、見つからない時は欠席扱いで罰金。
こんなところでしょうか?
感心するくらい組織化してピラミッドの様なしっかりした構造体の所もあれば
皆で集まって仕事以外でも仲良くやろうという緩い会もあります。
因みには私は後者の部分に参加しています。会費もなければ組織もなく報告義務もない会に居ます。
確かに相互扶助を念頭に置いてビジネスを活性化させる。
という点においては規律があり良いのでしょう。まさに会社外で会社の様な形を形成しています。
しかし落とし穴があり、業種によって高額な物を取引する職種に属しているBtoBの場合は難しいのではないかと思います。
ウェブ制作も然り、ポンと払えるお値段の代物ではありません。故に時間を頂き、丁寧に内容や金額を説明していくことが重要で案件になるには時間のかかるお仕事です。
勿論、ネットワークからホームページをリニューアルしたい、等お悩みの方を見つけることは出来るでしょうが
それは朝会に居なくても自分で出来る事です、が密接でなければやはり後回しになってしまうのも事実。
人脈、というか密に会う人達を増やしていく事で助け合う事が出来る。
きっと昔でいう呑み、ゴルフ、麻雀等が該当するのでしょうか。
今の時代の世代には合わないスタイルですが、昔も今も密接することの着眼点としては一緒なんじゃないでしょうか?
朝会はお金がかかります。
であれば、大学の仲間たちと仲良くしていた方が、はるかに朝会より強い絆を持てるかと思います。とは言えみんながみんな出来ることではないと思うのですが、、
年を取るたびに
人の繋がりを広く深くする事は時間と手間は掛かりますがとても重要な事ですね。